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Berlioz: Symphonie fantastique (François Duchable)

美しいジャケット。超絶技巧。
何の飾り立てもなく首が「ポロリン」と落ち転がる4楽章は必聴。
08/29 03:04 | 未分類
カズオ・イシグロ 「わたしを離さないで」
宮本輝 「蛍川」

*

天高く舞う鳶の、泰然たる円運動があった。


*

Vasks: Symphony No. 2/Violin Concerto, 'Distant Light'
(John Storgårds, Juha Kangas, Tampere Philharmonic Orchestra, Ostrobothnian Chamber Orchestra)

ヴァスクスの代表作「遠い光」。これ見よがしな突飛な展開はなく、曲調は通じて哀切極まるといった感じで、とても聴き通し易い。カデンツァはすさまじい。
交響曲2番は、ショスタコーヴィチのハイライト集というべきもので、面白くはなかった。
08/27 02:51 | 未分類
カート・ヴォネガット 「スローターハウス5」
08/26 00:13 | 未分類
大塚英志 「物語の体操」
08/25 03:56 | 未分類
ジョゼ・サラマーゴ 「白の闇」 (スティーヴンキングが懐かしくなった)
奈須きのこ 「空の境界」

*

日本列島先住民をルーツとする非農耕民が、固有の技術をもって征服者の天皇家に仕えるという屈折した図式は、正史に反逆する竹内文書など偽史の想像力が、正史の論理をウルトラ化することでしか自己実現しえなかった屈折に照応する。(...)都の権力と「まつろわぬ民」をめぐる伝奇小説が失速して以降、「謎―解明」を骨子とする探偵小説が読者大衆の欲望を吸引することになる。...ポストモダン社会では現実と虚構、日常と非日常の境界は空無化され、現実と虚構は奇妙な形で混在している。


 街灯は路地の隅々まで照らし出し、そこに潜む余地などない。本書の、露出狂的とも言えるほどの、バイオレンスの表出を考えてもみよ。やり場のない衝動が如何に高い密度で詰め込まれているかを見よ。どれほど虚構が非現実的かということを私たちは身体に叩き込まれ、この時代には深夜どこにも隠れる場所はない。非日常的な日常の手触りが、非現実を硝子瓶の中に閉じ込め、私たちはそれを装飾的に扱うようになった。それとは別に、現実をばらばらと解きほぐす手並みの鮮やかな、偉大な先人がいたものだ。
08/22 15:29 | 未分類
パウル・カレル 「捕虜」もついでに購入。
残念ながら「焦土作戦」は上巻だけ売っておらず...
帰省を終えて戻る。

*

ウィリアム・アイリッシュ 「幻の女」
カミュ 「異邦人」

*

とにかく、私は実際何に興味があるかという点には、あまり確信がなかったが、何に興味がないかという点には、十分確信があったのだ。そしてまさに彼が話しかけて来た事がらには、興味がなかったのだ。

08/21 00:09 | 未分類
明林堂に学研M文庫の絶版文庫本あり。
パウル・カレル 「バルバロッサ作戦」(上・中・下)
ヴァルター ゲルリッツ 「ドイツ参謀本部興亡史」
どちらも長い間探していたもので、思わぬ幸運。

*

大井篤 「海上護衛戦」
森鴎外 「渋江抽斎」
08/20 01:01 | 未分類
ヘンリー・ジェイムズ 「ねじの回転 デイジー・ミラー」
大江健三郎 「あいまいな日本の私」
08/19 01:34 | 未分類
金井美恵子 「愛の生活・森のメリュジーヌ」
ヘッセ 「荒野のおおかみ」

*

そういう視察によれば、「自殺者」は、個体化は罪であるという感情に襲われた人間なのである。人生の目的は自己の完成や表現ではなくて、自己の解体、母への復帰、神への復帰、全体への復帰だと思っているような人間である。こういう性質の人の非常に多くは、いつか実際に自殺をおかすということは、まったく不可能である。彼らはその罪を深く認識しているから。――だが、われわれにとってはやはり彼らは自殺者である。彼らは、生の中にではなく、死の中に救済者を見るのだから。自己を投げ出し、捨て去り、消えうせて、はじめに帰る用意ができているのだから。

08/18 02:08 | 未分類
川を上る。

*

スティーヴン・キング 「デッド・ゾーン」
08/17 02:46 | 未分類
帰省す

*

レーモン・ルーセル 「ロクス・ソルス」
08/16 00:45 | 未分類
バークリ 「ハイラスとフィロナスの三つの対話」
泉鏡花 「春昼・春昼後刻」
W・デ・ラ・メア 「妖精詩集」

*

小さなザラマンデル

気ままに散歩するのなら
あたしは星空と雪の夜がいいな、
歩けば あたしの足あとが
森の鬼火で照らされるし。
だれも――だれもそこにいないの、
夜のなかで燃えて踊る あたしのふさふさ髪を、
手さぐりしながら、目をこらしながら
見にくる人は

08/14 03:09 | 未分類
J・P・ホーガン 「星を継ぐもの」
フォークナー 「八月の光」

*

『まあ、僕は丘のひとつを越えるぐらい我慢できるさ』と彼は考える、『丘なんて我慢できるさ。人間というものは、できるものなんだ』。七年間なじんだ丘は、平和で穏やかだ。『人間というものは、たいていのことなら我慢できるもんだなあ。自分がけっしてしなかったことにさえ耐えられるんだ。人間は何かの場合、それがいかに自分にとって耐えられないことかと考える忍耐さえあるんだ。気をゆるして泣いていいときにさえ、そうしないで我慢できるんだ。振り返ろうと振り返るまいと自分には何の役にもたたないときでさえ、振り返らずに我慢できるものなんだ』

08/13 02:49 | 未分類
中上健次 「岬・化粧 他」
フォークナー 「死の床に横たわりて」

*

救けたい、と彼は思った。誰をも彼をも、救けたい。

08/12 00:42 | 未分類
Mozart: Symphonies No. 40 & 41 (Rafael Kubelik, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)
Berlioz: Symphonie fantastique (Rafael Kubelik, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)

石丸にてORFEOセール中。
モーツァルトは思い出の一枚。傷がついて音飛びするようになったので新しく。
ベルリオーズは音質が凄く良い。
08/11 01:38 | 未分類
筒井康隆 「驚愕の曠野」
ハーラン・エリスン 「世界の中心で愛を叫んだけもの」
08/10 00:36 | 未分類
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

*

古井由吉 「木犀の日」
古井由吉 「杳子・妻隠」
08/09 03:31 | 未分類
宇宙戦争

*

村上春樹 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
08/08 01:31 | 未分類
村上春樹 「羊をめぐる冒険」

村上春樹によるロード・ムービー。
08/07 02:32 | 未分類
笠井潔 「哲学者の密室」

現象学的本質直観で推理する探偵矢吹駆シリーズ第4弾、らしい。ハルバッハとガドナスという哲学者がパロディとして出てくるのでそれだけでも面白い。何しろハルバッハは「シュピーゲル対談」でよく知られる「醜いハイデガー」そのまんまなのだから。とってつけたような謎の刺客の襲撃とか、主人公の古風な描写とか、闇市場とか、定期的に鼻白みながら読んだけど、描写力が何といっても素晴らしいし、とても丁寧な作りで面白いです。セリフが反射的にカチカチと無駄がなく、サクサク読める探偵小説の見本みたいな感じ。/「宙吊りの死」あるいは「絶え間のない死」というものは、第二次大戦とりわけアウシュヴィッツの死であり、そしてそれは彼らの死でしかない。主人公はこのガドナスの言う死を「わたしたちの死」として拡大し、またハルバッハの言う死を空虚なものと断ずるけれど、ハルバッハが主著で熱く語った死、虐殺の生き残りであるガドナスの言う死、そして矢吹の言う死、これらの中に真実の死が潜んでいるわけではないのだ。たぶん各々の語られる死を「わたしたちの死」としてしまえば、それは結局ハルバッハの過ちをふたたび繰り返すことになるだろう。矢吹の見出す「無意味な死」もまた、限られた時代の中で、それが「中立=公正な」真実と見なされる限りで否応なしに機能する、有限なものでしかない。これは恒久的なものとしての法の裁きと決定的に対立するものだ。で、その中を事後的な歴史は柔らかに身を捩じらせ潜り抜けていくだろう。正直言って、「支配できない死」を探偵小説で扱おうとする笠井の試みは上手くいってるようには思えない。この方向だと「決意としての死」を冷ややかに嘲るやり方でしか探偵小説として成り立たないだろうし、矢吹君はますますイヤミな男になっちゃうだろう。だから「哲学者の密室」はシリーズ最終作にはふさわしい(どうやらそうじゃないっぽいが)。これは近代探偵小説の起源の探求として書かれた歴史小説である。エンタメ思想書とは呼べないほどには面白いし。

*

Ravel: Piano Works (Hideki Nagai)

「クープランの墓」、「夜のガスパール」、他。
いわゆる流れ的なものより縦の線をカチカチに纏める感じはインマゼールの指揮するラヴェルを思い起こさせる。左手がくっきり聞こえて新鮮。ぐにゃぐにゃと柔らかでなく場面転換がカッチリしたデジタルな演奏だから、当然「古風なメヌエット」や「クープラン」のような単純な構成の曲だと芸風がはまりまくる。特に前者は凄い。バラバラとほぐれるような「水の戯れ」もある意味新鮮だ。だけどやっぱり「ガスパール」のような曲だと、技術的にいくら巧くてもソフトな動きがなければ退屈になってしまう。ロルティにはやはり及ばないか。日本人的な演奏と言われれば、そうだと思う。ただ日本人にしてもここまで完成度が高い(あと録音が良い)CDはなかなか無いだろうという説。
08/06 03:58 | 未分類
残菊物語
マルホランド・ドライブ
08/05 02:14 | 未分類
ゆきゆきて、神軍
ユメノ銀河
ガタカ
近松物語
勝手にしやがれ
08/04 03:29 | 未分類
パリ、テキサス
パプリカ
2001年宇宙の旅

今更だけど何この神映画
08/03 01:45 | 未分類
イノセンス2回目@新宿ミラノ3。

レミーのおいしいレストラン
リバー・ランズ・スルー・イット
ゴダールの決別
08/02 00:52 | 未分類
宮部みゆき 「ICO ―霧の城―」
08/01 00:49 | 未分類
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