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10/7
早めに有楽町駅に着いたので、駅前のビックカメラで安い双眼鏡でも買おうと思った。国際フォーラムは席の間が広いので、後ろの席からはかなりステージが遠いという情報があったからである。それでビックカメラの地下1階をうろついていると、スタッフと一緒に買い物に来ていたコリンとすれ違う(!)。突然だったので驚いて一瞬固まってしまった。ちなみにこのとき一緒にいたスタッフの人は、8日のIn Limboでタンバリンを叩いていた。 東京公演は指定席なので、入場まで並ぶ必要も無くありがたい。国際フォーラムをしばらく見て回った。規模のでかい建物である。地階がものすごく広かった。広場の緑が美しく、ここは平日の昼には屋台村になるという。 6時半ごろ入場。物販には長蛇の列。国際フォーラムのホールAは収容人数5000人の大きなホールで、しかも段差を大きくとっているから、ホール外のフロアを何層にも分け、席のレヴェルに応じた階の扉からホールに入ることができるようになっている。なのでホール外にもスペースがふんだんにあり、トイレの数にも余裕がある。清潔感もあるし、総じて良いホールだと思う。 今日の席は1階29列の一番端だった。ステージを見渡せるか心配だったが、後方なのがかえって幸いしたのか、この位置でも鑑賞には全く差し支えは無い。スタンディングになると通路側に出られるので、ある程度自由に動けるので快適だった。体感としてはステージはかなり近いという印象で、これも嬉しい誤算だった。開演までの時間で2階席にも行ってみたが、ここは傾斜がきつくかなり怖かった。 前日から8日のチケットを探して駆けずり回っていたこともあり、前座のModeselektorは途中から完全に眠ってしまっていた。座席があるとどうにも緊張感がなくなってしまっていけない。ホールから出て目を覚ました後で、いよいよRadioheadである。 オープニングはAll I Need。この曲はIn Rainbowsで一番好きな曲なのだが、客の反応は常に薄めなのが残念である。そして本日はついにI Might Be Wrongが。思わずイントロで叫んでしまった。場内のテンションも上がる。ジョニーのギターを堪能できる喜びはファンとしては何ものにも替え難い。ホールAの音は、席の位置もあってバランスが良いとは言えなかったけれど、クリアで線の太い音である。そういうホールでPyramid Songを再び聞くことができた。前日よりも良い演奏で、今回は素直に感動してしまった。そしてWhere I End And You Begin、MyxomatosisときてまさかのKid A(!)。あえて期待しまいと思っていただけに、驚きと喜びは大きかった。それにしてもこの曲はライブで映える曲だ。けれども何より特筆すべきなのは、もちろんBlow Outのプレイである。この曲をライブで演奏するのは11年ぶりであるらしい。実は自分はこの曲を今まで一回も聞いたことがなく(Pablo Honeyは飛び飛びにしか聞いていなかった)、こんなに格好良い曲があるのか!と心底感動した。この曲では、展開に合わせた照明が特に素晴らしかった。7日はトムの誕生日で、場内から何度もHappy Birthdayの声が飛んでいた。2回目のアンコールの最初ではトムが"I'm old now."と。締めのEverythingのイントロはTrue Love Waits…曲目で言えば、今回の来日公演を通して、7日が最も好みだった。さいたまの2日では気づかなかったが、Everythingでは巨大な文字で歌詞が電飾で終始ロールされていた。これに限らず、今回は位置が後方だったので、初めて照明の美しさを楽しむことができた。本当に大満足のステージだった。 10/8 最終日。浮かれ騒ぎの来日公演もついに終りである。実は今日のチケットは昨日の段階では持っていなかった。追加公演が発表されたときに2日両方行くこともないだろうと、トムの誕生日の7日分だけ申し込んだのだが、さいたま公演が近づくにつれ激しく後悔。インターネットでチケットを譲って下さる方が見つかり、幸運なことに最終日も行けることになった。このチケットのためにiPodやらPSPやらが新宿ソフマップに消えていったことは内緒である。 今日の座席は1階31列。ほぼ前日と反対側の端だった。近くに座っていた人がメンバーを待ち伏せしてサインをセットリストに書いてもらったという話をしていた。なんと羨ましい。 今回のツアーでダントツのオープニング率を誇る15 Stepから始まり、さいたま2日目と同じAirbag→Justの流れ。今日のトムの声の調子が最高なのは間違いなく、本人もノリも最高潮である。アドリブでのボーカルアレンジもかなり多かった。 最終日はレアトラック目白押しだった。In LimboとA Wolf At The Door。後者を聞けただけでも今日来た価値は十分にあった。この曲はスタジオ版と違いライブでは音域を低くして歌われる(ヘロヘロになってしまうことも多い曲なのだが)。今日はトムの声が素晴らしく、別人の声に聞こえるほど低めの鬼気迫る声で、本当に素晴らしい演奏だったと思う。そしてこの曲とは反対にトムの高音が冴えに冴えまくるBullet Proof。こんなにライブで美しく聞こえる曲だとは。会場全体が息をのんで聞き入る瞬間だった。You and Whose Army?では、トムの顔のアップがスクリーンに映し出され、終始カメラ目線のトム。 来日公演とツアーの最終トラックは、Blow Out。2日連続でこの曲を聞くことができたのはただただ幸運としか言いようがない。誰も予想しない曲を最後に持ってくる、この若干のひねりようが心憎い。 仕方の無いことだけど、この果てしない脱力感…。 こんなに楽しい時間はなかった。本当にありがとうRadiohead。
10/11 10:02 | 未分類 |
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